UNIXコマンドには、下記のような事務作業、開発作業に便利なコマンドが多々あります。
mkdir : ディレクトを作成
mv, cp: ファイル移動、コピー
ls: ディレクトリ内のファイル一覧を表示
find: 特定条件に一致するファイル検索
grep: 特定条件に一致する文字列・ファイル検索
mv, cp: ファイル移動、コピー
ls: ディレクトリ内のファイル一覧を表示
find: 特定条件に一致するファイル検索
grep: 特定条件に一致する文字列・ファイル検索
最近のWindowsPCではPowerShellを使用して同様の操作が可能ですが、UNIXコマンドに比べインターネット上の情報が少なく、学習コストが多くかかります。また、GitHubを使用して開発を行っている場合は、GitBashのコマンドラインからソースコードのアップロードが可能になるため、「Git Bash」を追加導入することをお勧めします。
本記事では、WindowsPCに「Git Bash」を導入する手順を紹介します。
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インストール環境
OS: Windows 10 Home (64bit)
CPU: Intel Core i7-9750H
CPU: Intel Core i7-9750H
1. GitBashのダウンロード
1-1. 公式のダウンロードページにアクセスする
1-2. 「Git for Windows Portable (“thumbdrive edition”)」を選択する
Portable版は、レジストリへの登録が不要で、ユーザーごとのインストールが不要な簡易的なインストーラです。
フォルダをコピーするのみでGitBashを別のPCでも使用することができる利便性がありますが、アップデートを自動で行えないなどのデメリットがあります。
フォルダをコピーするのみでGitBashを別のPCでも使用することができる利便性がありますが、アップデートを自動で行えないなどのデメリットがあります。
1-3. ダウンロードじた実行ファイルを実行する
1-4. 「Git Bash」本体の展開先を指定して、「OK」を選択する
「PortableGit」などのフォルダ名を末尾に追加しておくと、新たにフォルダを作成した上で、そのフォルダ内に実行環境が展開されます。
既存のフォルダ名までを指定してしまうと、そのフォルダに実行環境が直接展開されてしまうため、既存のファイルと混同してしまう可能性があります。
既存のフォルダ名までを指定してしまうと、そのフォルダに実行環境が直接展開されてしまうため、既存のファイルと混同してしまう可能性があります。
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2. 「Git Bash」の動作確認
2-1. 手順1-4で指定した「Git Bash」の展開先フォルダをファイルエクスプローラーで開く
2-2. 実行ファイル「git-bash.exe」を実行する
2-3. ターミナルが起動し、UNIXコマンドが使用可能になります。
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おまけ
GitBashを使用すると、コマンドラインからGitHubのリポジトリをクローンすることも可能です。
リポジトリへのアップロードを実際に行う予定のある方は、以下のコマンドでユーザー名とメールアドレスを登録しておくことをお勧めします。
ユーザー名とメールアドレスを登録しておくことで、GitHubにアップロードされた情報が誰によるものか後から追跡が可能になります。
git config –global user.name “ユーザー名”
git config –global user.email “メールアドレス”
git config –global user.email “メールアドレス”
GitHubアカウントをお持ちでない方で、新規に作成される場合は、以下のページを参考にしてください。
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