この記事では、在宅でのテレワークで集中力を保ち、仕事の効率を向上させる方法をご紹介します。
2020年4月1日から、新型コロナウィルス感染症(covid-19)の感染予防として、私自身もテレワークを実施しています。外出自粛期間中に様々なニュース記事、情報サイトを拝見する中で、これからの世の中ではテレワークを主体とする実業の割合が増加していくと実感し、この記事を書くこととしました。
この記事は以下のような方にご覧いただき、業務改善の一助となれば幸いです。
- 現在テレワークを実施している方
- テレワークで集中力を保つことに課題を感じている方
- テレワークにより業務効率が悪化したと感じている方
1. 誘惑となるものを隔離する
テレワークで集中力を保てない原因の一つに、誘惑に負けてしまうことが挙げられると思います。自宅で作業をしていると、上司や同僚の目を気にする必要がないことから、テレビやスマホ、楽器などの趣味に使用するものについつい手が出てしまいます。その誘惑に打ち勝つための特効薬としては、そもそも誘惑となるものを物理的・視覚的に隔離することが有効です。具体的な方法については以下にまとめています。
1-1. 誘惑となるもの自体を隔離してしまう
- テレビ: テレビをPCモニターの代わりとすることで、テレビ番組を見れない状態とする
- スマホ: 別室や引き出しの中にしまい、着信やリマインダーにはハンズフリーで応答する
- その他: 趣味に使用しているもの(漫画・雑誌・楽器など)を収納する部屋と、仕事用の部屋を分ける
1-2. 誘惑となるものを視界に入れないようにする
仕事用デスクの正面・左右に、壁や窓が来るように模様替えすることで、仕事中に誘惑となるものが視界に入ることを防ぐことができます。
2. 座りっぱなしよりも立ちっぱなし
テレワークでは、一日の大半を、座りっぱなしで作業をしてませんか。一日中に外出もせずに座りっぱなしで作業を続けていると、下半身(特にふくらはぎ)の筋肉が減少し、全身の血流が悪くなる恐れがあります。全身の血流が悪くなると、脳に流入する酸素量が少なくなり、頭痛や眠気、気怠さから作業効率の低下を招きます。
立ちっぱなしで作業であれば、自然と下半身の筋肉が鍛えられるため、前述のような要因から作業効率が低下することを防ぐことができます。立ちっぱなしの作業がつらいという方は、体の重心を左右にずらしつつ作業をすることや、一定のインターバルを設けるなど工夫しながら、自分にあったワークスタイルを探してみてください。
3. 休憩時間を利用して仕事にメリハリをつける
人間の集中力の限界はおよそ90分と言われています。オフィスワークでは周囲の目を気にするあまり、昼・夕方休憩以外では休憩を取りづらい方が多いと思いますが、集中力を保って作業を継続する上では、60分~90分おきに10分程度の休憩を取ることが重要です。
休憩時間には仕事のことは忘れて完全にオフな状態としましょう。休憩時間の使い方としては、適度な運動とする、食事・睡眠をとることをおススメします。
食事をとる場合には、食後に運動を取り入れるように計画することで血糖値の上昇を抑え、仕事中に眠くなることを防ぐことができます。また、仮眠を取る場合には、事前にカフェインを摂取することをおススメします。事前にカフェインを摂取することで、仮眠後に脳が活性化し、集中力の向上が期待できます。