【wifiルータの再利用】SIMカードとSIMフリールータを使用したwifi環境作成

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スマートフォンや格安SIMの普及、携帯料金の値下げ問題などを通して、wifiルータを解約して端末が余っている方はいませんか。

使い道が分からないので燃えないゴミに出すか、メルカリで売ろうか悩んでいたら、ちょっと待ってください。

その端末が「SIMフリー」に対応しているのであれば、プリペイド式のSIMカードや月額制の格安SIMと組み合わせることで、wifi環境が簡単に作成可能です。

本記事では、「SIMフリー」のwifiルータとプリペイド式のSIMカードを使用して、wifi環境を作成する手順を紹介します。

1 本記事で使用するwifiルータ、SIMカード
2 1. wifiルータにSIMカードの挿入する
3 2. SSID情報を使用してPCとwifiルータを接続する
- 3.1 2-1: wifiルータのメニューからSSID情報を確認する
- 3.2 2-2: 確認したSSID情報を基に、PCからwifiルータに接続する
4 3. APN設定を実施する
5 ４. インターネット接続を確認する

本記事で使用するwifiルータ、SIMカード

・wifiルータ: Speed Wi-Fi NEXT W04 UQ WiMAX
※端末のみを新たに購入したい場合は、メルカリで1,000程度で購入できます。
・SIMカード: VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM

wifiルータとSIMカードには、それぞれ対応する周波数帯（バンド）が規定されています。wifiルータやSIMカードを新調される場合は、事前に対応するバンドの対応が取れていることを確認してください。

※参考情報（バンド対応表）

バンド名	周波数帯（上り）	周波数帯（下り）	Speed Wi-Fi NEXT W04 UQ WiMAX（au回線）	VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM（ドコモ回線）
バンド1	1920MHz – 1980MHz	2110 MHz – 2170 MHz	〇	〇
バンド3	1710MHz – 1785MHz	1805 MHz – 1880 MHz	〇	〇
バンド18	815MHz – 830MHz	860MHz – 875MHz	〇	×
バンド19	830MHz – 845MHz	875MHz – 890MHz	×	〇

1. wifiルータにSIMカードの挿入する

「Speed Wi-Fi NEXT W04 UQ WiMAX」は「nanoSIM」のサイズに対応しています。お使いの端末に対応したサイズではない場合は、そもそも「SIMカード」を挿入することができないため、事前に対応するサイズを確認してください。

2. SSID情報を使用してPCとwifiルータを接続する

2-1: wifiルータのメニューからSSID情報を確認する

2-2: 確認したSSID情報を基に、PCからwifiルータに接続する

手順3以降でAPN設定（接続先の回線情報）を行うまでは、インターネット接続はありません。

3. APN設定を実施する

3-1: wifiルータのWEB設定画面にアクセスする

「Speed Wi-Fi NEXT W04 UQ WiMAX」の場合は、公式のマニュアルに、アクセス先のアドレス「http://192.168.100.1」とユーザー名「admin」、パスワード「IMEIの下５桁」が記載されています。「IMEI」（端末の管理番号）は端末の裏面下部、もしくはメニューの端末情報から確認できます。
お使いの端末によりAPN設定方法は異なる可能性がありますので、必ず端末の公式マニュアルをご確認ください。

（「IMEI」の確認方法）

3-2: WEB設定画面で新規プロファイルを作成する

3-3: APN情報を入力し、プロファイルを保存する

「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」の場合は、公式のサポートサイトにAPN設定情報が記載されています。
お使いのSIMカードによりAPN設定情報は異なる可能性がありますので、必ず端末の公式マニュアルをご確認ください。

（「VAIOオリジナル LTEデータ通信SIM」のAPN設定情報）

プロファイル名	任意でご指定下さい
APN	mobile.vaio.com
ユーザー名	mobileid@mobile.vaio.com
パスワード	vaio
サインイン情報の種類	CHAP
IPの種類	既定
APNの種類	インターネットおよびアタッチ